第三者の専門家によるお墨付きを得ることで より自信を持って学生にアピールできるように。
SSS評価★
ハラスメント対策認定
アミューズメント業界
300人以上
東京、埼玉、千葉、神奈川、群馬など、関東エリアでパチンコホール「YASUDA／やすだ」を23店舗展開している株式会社安田屋様。一般的に採用難度が高いとされるアミューズメント業界において、これまで行ってきた労働環境の改善に向けた取り組みを第三者の視点で評価してもらうことで、若手人材の採用に活かしたいとの考えから、当協会のホワイト企業判定を利用されました。今回は取締役の安田様、総務人事部長の吉田様に、ホワイト企業判定を利用するに至った経緯や、審査を受けてみての感想、利用のメリットなどについて詳しくお話を伺いました。
200項目以上の厳しい審査だからこそ、 「格好の力試しになる」と感じた。
――まずはホワイト企業審査を利用しようとお考えになったきっかけについてお教えください。
安田取締役／当社の良さを広く伝えるためには、公的な組織からのお墨付きを得ることが大事だろうと思っていたのがきっかけです。さらには、第三者機関から得たお墨付きを、今後の採用活動に活かしていきたいという狙いもありました。
――最初にお会いしたのは展示会のブースだったかと思います。最終的に日本ホワイト企業審査協会を利用しようと思われた決め手は何だったのでしょうか？
安田取締役／以前からホワイト企業かどうかを判定する団体があることは知っていました。ただ、正直なところ、自己申告制で簡単に認定されるような仕組みの審査では、あまり意味がないと考えていました。ところが、展示会のブースでお会いした事務局の藤垣さんに詳しくお話を聞いてみたところ、労働基準法をはじめとした関連法規に則り、200項目以上の観点で厳しく審査していると知り、それならば利用してみる価値があると感じたのが一番の決め手でした。
――第三者の視点で厳しく審査してくれるからこそ利用してみたいと？
安田取締役／そうです。このような厳しい審査であれば「我々にとって格好の力試しになるはずだ」と感じました。当社ではこれまでも「遵法経営」「公正の徹底」などといった言葉を掲げ、世の中の流れに合わせながら、変えるべきところは積極的に改善するように努めてきました。ただ、それが本当に正しく良きものになっているかどうかを外の視点で客観的に判断していただく機会はありませんでした。そこで、ぜひ一度審査してもらったら面白そうだなと思ったのです。
――なるほど。ただ、当然ながら御社にも顧問の社労士の先生がいらっしゃるかと思いますが？
安田取締役／もちろん優秀な先生はお見えになります。当社のことをよくご理解いただいたうえで、経営を力強くサポートしてくださっており、長年にわたり良好な関係を築いてきた非常に心強い味方です。その上で、更に外部の先生方の審査を受けることで客観的な視点から忌憚のないご意見をいただき、何か足りない部分などがあれば厳しく指摘してもらい今後の改善に役立てたいという思い、そしてその結果として認定というバッジを得るという目的をもってホワイト企業審査を利用することにしたのです。
「SSS認定」をゴールとするのではなく、 これを機に定期的なチェックを続けていきたい。
――実際にホワイト企業審査をご利用いただいた感想はいかがですか？
安田取締役／これまでの規程や規則はほとんど内製で作ってきたものですが、曖昧な内容になっている部分など、見直すべきところが明確になったのが非常に良かったと感じています。またどのように改善すればよいかなど、協会側の先生方とやりとりさせていただきながら進められたという点も良かったように思います。
――ご期待に沿うことができてうれしい限りです。ありがとうございます。御社ではホワイト企業審査を採用に活かしたいとお考えだったとのことですが、そのあたりはいかがですか？
吉田総務人事部長／今年の新卒採用からアピール材料の一つとして活用していくつもりです。当社ではこれまでも、労働環境がきちんと整っていることを数字に置き換えてアピールし、採用面で一定の効果を得ることができていました。これに加えて、第三者機関の公的なお墨付きを得た会社だという認知を広めていけば、プラスαで大きな効力を発揮してくれるだろうと期待しています。どうしてもネガティブな印象を持たれがちなアミューズメント業界ですから、今回のホワイト認定取得を、学生本人のみならず、親御さんの安心感にも繋げていければと考えています。
――すでにホワイト認定を取得されている企業様からも「採用面で大きな効果があった」という嬉しいお声をいただいています。今回は、最高位にあたる「SSS」認定取得に向けて迅速に改善を図っていただきましたが、さまざまな取り組みの中で障害に感じた部分などはございませんでしたか？
安田取締役／特に大きな障害を感じたようなことはなかったです。今回、最高位の「SSS」の認定を受けたということで、当社が元々一定以上の水準であるとの評価をいただけたと自負しておりますが、その一方で「決してこれがゴールではない」とも考えています。当然ながら法令も徐々に変わっていくわけで、私たちは常に新たな情報をキャッチし、変化に対応していく必要があります。今後も、2年に1度のホワイト企業審査の更新タイミングを上手く活用しながら、外部の専門家の力をお借りして定期的なチェックを続けていきたいと思います。
――株式会社安田屋様は、パチンコ事業を主軸に「不易流行」を貫き、お客様にとって身近な娯楽であるパチンコの魅力を伝えるため、業界に先駆けてさまざまな取り組みを行ってきました。「誠実であること」を経営の根幹とし、従業員一人ひとりが「会社への誇り」と「仕事へのやりがい」を持ってチャレンジできる労働環境を整備してきた結果が、最高ランクとなる「SSS評価企業」の認定に繋がりました。今後もやりがいが持てる職場づくりに努め、さらなる成長を見据える株式会社安田屋様の活動を力強くサポートしていければと思います。今回はありがとうございました。
