給与を高額にすることは出来なくても、労働環境の整備をし、従業員が快適に働くことができるように努力している企業は多く存在しています。しかし、その企業努力が外部から評価される事は稀であり、また、積極的にアピールする術がほとんどないといっても過言ではありません。

労働法を遵守する意識が低い企業に就職したい人は、ほぼ存在しないものと思われます。
しかし、就職する側から見れば、その企業がブラック企業なのかホワイト企業なのか、通常は入社するまでは判らないのが現状であり、そのため、本来であれば望まない企業に入社してしまうケースは、多々見受けられます。
また情報過多で適切な情報の選別が難しいネット社会においては、ブラック企業のレッテルを貼られる程の労働環境ではないにもかかわらず、間違った情報により自社の従業員から不信感をもたれ、社内秩序が乱された結果、優秀な人材が退職してしまうこともあります。

そこで、我々は、その頑張っている企業努力を証明するため、労働法を遵守している程度を判定（以下、ホワイト判定という）させて頂きます。その上で、企業が判定結果を積極的にアピールし、人材の獲得と定着に結び付けられるように支援を行っていきます。

我々は、ホワイト判定が就職先を選ぶときの一つの判断基準となるよう、ホワイト判定制度を全国に普及させ、真に労働環境向上の努力を惜しまない企業が報われ、発展していく社会となることに貢献していきたいと考えています。

私たちは会社の未来を見据え、従業員を想い、努力している企業をもっともっと応援したい、
この考え方に賛同している多くの弁護士及び社労士が判定員として本組織を構成しております。

一般社団法人日本ホワイト企業審査協会
代表理事　中山雅雄